いろんなマチ切り(靴講師内山より)

こんばんは。

靴のアッパーを作るとき、表より裏を5ミリ出して貼り合わせミシンをかけたあとその余分な部分を切り離していきますが、ほとんどは市切りという道具を使い切っていきます。ただモノによってはカッターなどで切った方がキレイに仕上がるモノもありますので、そのときは慎重に表革ギリギリを切り落とします。

画像の様なナミナミのラインもその一つです。

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慎重に~

グラインダーで削る(靴講師内山より)

こんばんは。

靴作りはいろんな道具や機械を使って一足を仕上げていきますが、今日ご紹介するのは「グラインダー」。

主に底周りの作業に使う機械ですが、

こちらの縦に石が回るタイプは釣り込み終わったアッパーの底面の銀面を削り落としたり、ソールの荒削りに使ったりします。

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横回転のタイプは垂直に削れるのでソールの仕上げで使います。

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この横回転のタイプは削るモノによって滑り具合が変わるので、なかなか使いこなすのも一苦労。この機械が使いこなせれば底作りはもう合格◎

ソフトタッチがポイントです!!

何事も下準備が大事(靴講師内山より)

こんばんは。

スクールで作る靴底のほとんどは強力なボンドで着けるセメント製法というやり方ですが、ただボンドを塗って着ければいいという訳ではなく、しっかりボンドを効かすために下準備が必要なんです。

アッパーのボンドを着ける底面は、ボンドがしっかり着いてくれるようグラインダーなどで表面を削り落とし、その後ペーパーヤスリや画像の棒ヤスリなどを使い、底が付く縁ギリギリまできっちりと削り落としてくださいいきます。

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そうすることで剥がれにくいいい靴に仕上がるんです。

何事も下準備は大事ですね!!

内側も拘っています(靴講師内山より)

「白鳥パンプス」のつづきですー。

前回までに表はほぼ完成したので今回からは内側作りです。いつもの様にパーツを裁断しますが、パーツが細かいのでいつものマイピンセットの登場!!

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くちばしはエナメルの黄色。これがまたちょー細かいんです。これをミシンで縫い付けるんですよ。

すごい!!

 

このつづきはまたご紹介します~

 

ブーツ完成!!(靴講師内山より)

こんばんは。

土曜フリーコースのMさんが作るワークブーツが完成しました~!!

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全体は落ち着きのある黒のスムース革、踵と履き口にネイビーが入っいてとてもいい感じです◎

今回は知り合いに頼まれて作ったブーツとのことで落ち着いた一足に仕上がりましたが、次回からはまたいつも通りの拘り強めシューズに戻るんですよね。

すごく楽しみにしています!!

またご紹介しますー

 

ハンドルがつきました!(バッグ講師 國島)

今回は中級コースのご紹介です!

 

ハンドルがつき、グッとバッグらしくなりました(^ー^)_20210606_100816

裁断・縫製ひとつひとつの工程がとても丁寧でキレイです◎

完成がとても楽しみです(o^-^o)

 

クニシマ

本番の型紙(靴講師内山より)

こんばんは。

今日も一日いい天気でしたねー。

紐付きスリッポンを製作しているのは火曜フリーコースのOさん。少し前にご紹介させていただきましたが、仮靴も無事に完成し、デザイン、サイズともOKでしたので今回は本番に向けて型紙作りを行いました。

 

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特に問題もなく、外側、内側ともに型紙が完成!!

 

次回は革裁断と縫製が始まりますね。

またご紹介します~

形が見えてきました(靴講師内山より)

こんばんは。晴れの日がつづいてますね~

土曜フリーコースのSさんは只今スニーカーを製作中です。今日はミシンでパーツを縫い合わせる縫製作業。

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今回のスニーカーはけっこうパーツが多いのですが、ヘリ折りがないので、貼って塗っての繰り返しであっという間に形が見えてきました。

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次回はアッパー完成ですかね。

またご紹介しますー

ヘリ折り(靴講師内山より)

靴には最低限体重を支えられるだけの強度が当然必要です。その為には革だけの強度では足らないので補強用の綿テープなどを使います。

と言っても、のりを塗ってそこに貼ればいい訳ではなく、テープが見えない様にくるみ、そこにミシンを掛けることでようやくしっかりとした強度を出すことができます。

そのくるむ作業をヘリ折りといいますが、カーブがきついとキレイに曲げるのも一苦労。

画像の様に目打ちを使い細かなひだを寄せながら、設計した通りのカーブにしていきます。

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いい感じですね!!